2024年11月22日
2024年12月3日に経団連自然保護協議会/2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)が主催の「2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)第4回ビジネスフォーラム 第二部 ビジネスマッチング、企業とNGOとの交流会」に参加することが決定いたしましたのでご報告いたします。
◆2030生物多様性枠組実現日本会議(J-GBF)第4回ビジネスフォーラム
https://www.env.go.jp/press/press_03989.html
【第一部】 シンポジウム
13:30~16:00(予定) 経団連会館2階 経団連ホール
昆明・モントリオール生物多様性枠組が目指す2050年ビジョン「自然と共生する世界」に向けた企業経営の在り方と「ネイチャーポジティブ経営」を通じた企業価値向上をテーマに基調講演とパネルディスカッションを行います。
【第二部】 生物多様性に関するビジネスマッチング、企業とNGOとの交流会
16:05~16:35 経団連会館2階 経団連ホール(開会、ピッチ)
16:05~18:00 経団連会館2階 国際会議場(ネットワーキング)
生物多様性分野のスタートアップ企業・団体や経団連自然保護基金支援先のNGOの皆様と参加者の皆様との新たな連携構築のためのビジネスマッチング及び交流会を実施します。
※ご参加頂くには申込みが必要です。
【申込フォーム】
https://forms.office.com/r/2gCivBHiuL
【申込期限】
令和6年11月26日(火) 17:00
※ 定員に達した場合、申込期限前に締め切らせていただく可能性があります。
◆カギノワプロジェクトと生物多様性:海藻がつなぐ、豊かな未来
1.海洋生態系の多様性向上
カギケノリの養殖: カギケノリの養殖は、新たな生態系を作り出す可能性があります。カギケノリに付着する生物や、それを餌とする生物が増え、海洋生物の多様性向上に貢献する可能性があります。
海の森の再生: カギケノリは、海藻の一種であり、海の森を形成する役割を果たします。カギケノリの養殖は、失われた海の森を再生し、海洋生物の生息環境を改善する可能性があります。
2.陸域生態系への波及効果
メタンガス削減: カギケノリを牛の飼料に混ぜることで、メタンガスを削減できます。メタンガスは強力な温室効果ガスであり、その削減は気候変動の緩和に繋がり、陸域の生態系にも良い影響を与えます。
◆微細藻類と生物多様性:小さな藻が織りなす豊かな生態系
1.生態系ピラミッドの基礎
微細藻類は、植物性プランクトンであり、光合成を行うことにより、有機物を作り出す一次生産者です。水中の食物連鎖の底辺を支え、あらゆる生物の生存基盤となっています。
2.海洋生物の生息環境形成
微細藻類の光合成活動は、水中の酸素濃度を維持し、酸素供給することで多くの水生生物の呼吸を支えています。